• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる


「震え過ぎ」

『ダメなの?
なにカマトトぶってんだ、とか
思ってる?』

笑う俺に拗ねた様に尖らせる唇

「まさか…
仕込みがいあるなって
思ってるだけですぅ~」

尖った唇を指でなぞりながら
赤い頬にキスを落とすと

『仕込む?!
今更なにを…!?』

胸元を開く手を止め
俺の目を見つめる姫凪

慌てる顔までクソ可愛い
記憶の奥で大切にしてた
お前がピタリピタリと
重なっていく感じが
スゲェ幸せ

でも、だ。

俺(ネコ)はワガママなんだぜ?
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp