白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる
ぴんっと突起を弾いて
手を引くと
その手がギュッと掴まれ
羞恥の滲んだ涙目が
俺を見つめて揺れる
駄目だって、ソレは。
理性も何もかも融ける
お前の中にぶっかけたくなる
「どうした?
その手…どうしたい?
チャント言えよ…姫凪」
ぎりぎり触れない距離に唇を置いて
目を見据えると
『意地悪…しないで
鉄朗に触られたい…
もっと、触って…
脱がせるから…苛めないで…』
照れて真っ赤な顔で
俺の唇に吸い付き
そのまま閉じた俺の胸元を
開いていく
震えてミスる細い指が
堪らねぇ