白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第27章 太陽に止まる蝶
「お母さん…!それは…ぶっ飛ばしたら
後々大変だし…
我慢します」
クロと研磨なら
ぶっ飛ばすのね…
ブツブツ言ってる木兎に
呆れた笑いを漏らして
一緒にキッチンに立つ
「姫凪!俺ウインナーは
カニさんが良い〜!」
『はいは〜い
あ、私、おにぎりは梅にして?』
「おう!任せとけ!」
"本当に新婚みたいだ"
なんて笑って
それぞれのお弁当が出来て行く
遠くで木兎の携帯が鳴り始め
「あー…アラーム
鬼掛けしてたんだった…」
楽しい時間の終わりを告げる