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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第26章 枯れる事さえ出来ぬ華
「サンキュ…
…姫凪…」
"好き"を飲み込んで
頭を撫でる
このままあの日まで
二人幸せを目指せた日まで
戻れたら
『クロ?』
"鉄朗"って呼ばれた
一年前を思い出し
噛み締めて
「ヤッパリ探しに行くかァ?」
またユックリ立ち上がった
幸せだった記憶
俺にはこれがある
大丈夫だ
お前が翔び立つ邪魔はしねぇ
それくらい出来なきゃ
あの幸せをくれた
お前に顔が立たねぇ
なァ?姫凪…。
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