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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う


「姫凪!お前の幸せは
そこなのかよ!」

叫んだ言葉に被さる

「黙れよ!木兎!邪魔すんな!
研磨の、なんだ…!
手、出すな……」

黒尾くんの叫び

「姫凪…おれは……」

戸惑う孤爪の隣に

『行こう、研磨。
美味しいアイス買って帰ろう?』

姫凪は寄り添う

「俺は!認めねぇかんな!
お前が心から笑えるのは
俺の隣だ!姫凪!」

行くな!バカ!
また泣くのかよ!
また自分を傷付けンのかよ!
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