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[進撃の巨人]この残酷な世界で

第9章 夢


コンコン

「、今いいか?」



夜も更け、次々と部屋の灯りが消えていく時間

リヴァイはの部屋へ来た



「はい、今開けます!」



その声がしてから1分たっただろうか

ようやくドアが開いた


「あ、リヴァイさん!」


「大丈夫かお前…だいぶ遅かったな」


「すみません、杖が転がっちゃって…あはは」


「…今、少し話いいか?」


「?はい、どうぞ」


通してくれたその部屋に入ると

リヴァイの脳裏には以前の記憶が蘇る



(キレイなんだけど机の上だけは散らかってるんだよな

今もここは相変わらずか…

いつも俺がくると
すみません!とか謝りながら急いで片付けてたな…)




そんな記憶を懐かしく感じていると



が机の上を片付け始めた

「…すみません汚くて!すぐに片付けますっ」




(!!!?)





その行動にハッとして
の肩をガシッと掴んでしまった


「思い出したのか!?」


「ひゃっ!?

…え?リヴァイさん…?」




「俺のこと…思い出したのか?」




「リヴァイさんの…こと?

……えと………??」



困惑と恐怖が入り混じったような表情をする



それを見て
リヴァイは肩から手を離す



「………悪りぃ

………なんでもねぇ」



(何やってんだ俺は…)






「あの…ごめんなさい」


「いや、今のは俺が…


「違うんです!
私…今は何故か思い出せないんですが

リヴァイさんはたぶん…

以前、私の近くにいてくれた人なんじゃないかな〜って

……あはは…って全然違ったらすみません…」
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