第3章 強×弱
放課後―
昨日買った章ちゃんへのプレゼントを渡した
安田「うわぁーええやん。ありがとう」
『ううん。章ちゃんの好みあんまわからんかってんけど、なんか章ちゃんに似合うって思って』
安田「めっちゃこういうのん好きやでー。ありがとう。あ、駅前のケーキ屋さん行く?」
『うん。行く!!』
安田「渋やんも行く?」
渋谷「俺、今日は帰るわ。ほなな」
横山「俺らもパス。ほなな。」
安田「おん。ほなまた明日。あ、大倉と亮は?」
大倉「どうしようー」
錦戸「行くわ。な。大倉」
大倉「うん。ケーキより和菓子がいいけど」
錦戸「あ、丸。掃除当番やけど、来るやろな。連絡しとくわ。下で待ってるって」
丸ちゃんと下で合流し、駅前のケーキ屋さんに行った
ケーキをそれぞれ注文し・・・
安田「ちゃんのめっちゃ美味しそう」
『食べる?』
安田「ありがとー。この甘みと酸味のバランスがいいなぁー」
『やでなぁー?最高やわー』
錦戸「お前ら付き合ってん?」
丸山「え?ちゃんって、すばるくんと・・・」
安田「え?付き合ってないで?」
大倉「ちゃんは、誰が好きなん?」
『誰が?え?別に、恋愛とか・・・』
錦戸「すばるくんと付き合ってんちゃうん?」
『え?いや。そんなこと一言も・・・』
錦戸「付き合ったらええやん。絶対、すばるくんのこと好きやで」
『亮ちゃんが、って呼んだ!!』
大倉「そこビックリするとこなん?」
『うん!!だって、名前であんま呼んでくれへん上にちゃんやったもん』
錦戸「別にどうでもええやんけ。どうなんよ!!。俺ら応援してんで。別に他にいてんやったらそれは、の気持ちやから、それでええんやけどな」
『ありがとう。うん・・・すばるのこと好きやで。ほんまに。昨日一緒におって楽しかったし・・・でも、好きって思ったら、うまいこと出来へんねんな・・・』
大倉「そういうことなんか。誰だってそんなもんじゃない?」
錦戸「そやで。俺もそうやったし…」
『え?亮ちゃん彼女いてんのー?』
錦戸「今は、いてへんけどな」