第12章 ♡Story５９♡　溢れる気持ち

＿駅前広場


「おーい和真ー！こっちこっち！」



「恭太郎！おまえ声がでけーよ！」



和真は走って他の４人が待つところへ走っていった。



「……なんかアイツ、俺らの前と全然ちげーじゃん……」



「ははははは(苦笑)
和真くん、信頼している人にはあんな感じなんですよ？」



「ふーん……」



「あと、奏亮介くんって人がいるですけど、その人すごく団司さんに似てるんです！」



「……俺に？」



「はい！不良版の団司さん的な(笑)」



「……。」
(北山先生に似てるだけで精一杯なんだが……)←



百合達３人も和真達のもとに向かった。



「百合ちゃん、藤ヶ谷先生には連絡してあるの？」



「はい、LINEで伝えておきましたから！」






5人の元に行くと…



「百合ちゃーん！来てくれたの！？」



「うん、久しぶり唯ちゃん。
このふたりは、志村徹平さんと立花団司さん！私のボディーガードさんです！」



「「ぼ、ボディーガード！？
さすが有名人！！」」



「お前ら反応(苦笑)
俺は、奏亮介だ。よろしく。」



「「よ、よろしく……」」
((立花/俺にそっくり……))



「私は桜井唯！」



「俺は星田勇斗！」



「俺は長瀬恭太郎だ！」



「こいらは前俺がいた学校のダチだ。」



「よろしくです！にしても、この立花って人と亮介！なんか似てない！？」



「唯もそう思うだろ！？なんか、
ちょっと真面目になった亮介見てるみたいだぜ(笑)」



どうやら唯と恭太郎も同じ事を思っていたようだ。



「「……。」」



団司と亮介はお互いを不思議そうに見ていた。



「何だろこのシュールな絵面……」←



勇斗は目をぱちくりさせさせていた。



「ほんとそっくりー(笑)
じゃあ今回は、私がこの街を案内するよ。一応私が一番知ってるしね！」



「じゃあ百合ちゃんに任せる！
あ、念のために言っとくけど！和真と亮介。」



「あ？」



「なんだよ。」



「まーた余計な荷物増やすんじゃないわよ？」



「「増やさねーよ！！」」



「「荷物って？」」



「多分、UFOキャッチャーの景品です(苦笑)」
(ってか、どのコンビも息がぴったり……)