藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第12章 ♡Story59♡ 溢れる気持ち
「あぁ。どうやら、こっちに来てるみたいだな。」
「ホント!?」
「あぁ、今から遊ばねーかって。
百合もよかったらって、書いてあるぞ。」
「っ私も行きたい!」
「別に、構わねぇよ。」
「またみんなで遊べるー♪
他のみんなもどう?」
「俺らも行きたいけど……俺と玲は部活なんだよな(汗)」
「ざんねーん……美香ちゃんは?」
「私も、委員長会議が(苦笑)」
「美香ちゃんもダメかー……それじゃ、残ったおふたりは……」
「「行くしかなだろうな。」」
「お前らも来んのかよ……」
和真は怪訝そうにした。
「俺らがいちゃいけねー訳でもあんのかよー、前髪。」
「……別に。」
「俺らは元々、送り迎え係だからな。
どのみち行くしかねぇんだよ。」
「お前が言うなら仕方ねぇな。」
「てめぇ……立花の言うことだけは素直に応じんのかよ!?」
「ふんっ」
「団司さん、奏くんに似てるからじゃないの?」
「別に、ちげぇよ。コイツよりマシなだけ。」←
「あ゜?もういっぺん言ってみろこのクソガキ!(怒)」←
「「団司さん(立花)!?」」
((キレたー!?))
「……。」
(意外と亮介にそっくり……汗)←
思わず冷や汗をかく和真だった。
変装も終わった百合、百合達は校門を抜けたところだった。
「ねぇ和真くん、奏くん達はどこで待ってるの?」
「駅前広場だ、そこで待ってるってよ。」
「また唯ちゃん達に会える~♪」
「なぁ、さっきから言ってる奏くんやら唯ちゃんって……」
「私がサボった時に遊んだ人達(苦笑)」
「純粋な百合ちゃんに悪いことを教えた奴らか……」←
「っ徹平さん……(苦笑)」
「こうなったら徹底指導だな!」
「……(苦笑)」
「「はぁ、やれやれ……」」
4人は駅前広場に向かうのだった。