• テキストサイズ

【100プリ】瞳に映して

第1章 オムライス


その頃…

「あ?それは話が違ぇな。」

「ああ、悪いと思ってる。
だが、まるでこっちの情報が
漏れているかのように
どうにもならなかった…」

シドの眉間にシワが刻まれる。

舌打ちをすると
バーのイスから立ち上がった。

「まぁ…
命の危険がなかっただけでも
良しとするか…」

「この件に関しては、
引き続き俺が引き受ける。」

シドは出ていこうとした足を止め、
振り返る。

「何か策はあるのか?」

「…いや。
だが、この前の件で
お前には借りがあるから
何としてもやり遂げたいんだ。」

「……。
危険を感じたらすぐ身を引け。」

そう言って仲間を残し、
シドはバーを後にした。


(うまくいかねぇ…。)


/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp