第4章 プレゼント
「ねぇ、シド…
私、シドに気持ちよくなって欲しかったの…
誕生日だから…
だから次はシドが気持ちよくなって。
それまで私イかない。」
シドはそれを聞くと少しだけ笑いを堪えた。
そしてアヤセの体を下に組敷いた。
「あっ…」
両手を縫い止められる。
「別にイきたきゃイけばいいだろ?」
「やっやだっ次はシドがイクまでイかない!」
シドは少し笑う。
「じゃあまぁがんばって。」
そしてアヤセの首筋に厚い舌を這わせた。
「…ぅん…あっ…」
縫い止めていた手が乳首を愛撫する。
「ん…あ…はぁ…」
先程イったばかりでも体は素直に反応する。
その場所をいじられれば体の中が熱く疼く。
「シド…私はもう…」
「別にいいだろ。我慢するな。
気持ちよくなればいい。」
「えっ…やっヤダ…イかない!」
「あっそ。」
そう言うシドの目には
ギラリと光る熱が灯る…。