第4章 プレゼント
「シドォ……もおダメ……」
口を開いたのは
アヤセだった。
アヤセは体を起こすとシドの体にまたがる。
そしてシドに顔を寄せて囁くように言う。
「ねぇ……入れてもいい?」
溶けそうな顔でシドに懇願した。
「お前、全然弄られてねぇのに入るのかよ。」
アヤセはシドの手を取ると
自身の中心へと導いた。
「くっ……やるじゃねえか。」
下着の上からでも
そこがもう待ちきれないのがわかった。
アヤセのキャミソールを脱がせ、
ショーツを下へとずらす。
「入れてもいいが、もう少し遊ばせろ。」
そう言うと
アヤセの腰を掴み、
とろとろに蜜が滲むその場所を
自分のソレにあてがった。
「……っ!」
いとも簡単に
アヤセの蕾にぬるりと当たり、
アヤセは体を震わせた。
そのままシドは
アヤセの腰を前後に動かす。
「あっ…あっ…」
ベッドに来てから
まったく愛撫されることのなかった
アヤセの蕾にシドの硬いモノが
擦り付けられる。
「あ…すごい…あっ……」
驚くほど気持ちがいい。
気づくとシドの手は離れ、
アヤセは自ら腰を動かしていた。
しかし擦り付ければ擦り付けるほど、
ナカが疼く。
「はぁ……シド…もう…ぅん…」
「もう、何?」
「入れたい……」