第2章 に
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あっという間に1日が終わろうとしている。
最後の打ち合わせのあと借りてもらったスタジオへ行くと振り入れの先生と相葉くん、松潤がいた。
A「あっ翔ちゃん!お疲れーやっと仲間がきたー!」
S「お疲れーまだやってたんだ?」
J「お疲れ様。同じとこからなかなか進まなくてさ」
相葉くんのソロで難しいところがあって練り直していたようだ。
表現したいことがあってもそれが全部できるかとなると難しい。何度も何度も練習して少しずつ形にしていくしかない。
特に相葉くんと俺は練習が必要だ(笑
A「もーやだ!1回違うのしようよ!」
J「逃げないでよ(笑」
A「せっかく翔ちゃんいるしなんかやろー!
また明日頑張るから!ねっ?ねっ!」
正直一人でやったって全然頭に入ってこないし、有難いお誘いにのることにした。
J「しょうがない。まさき今回結構やること残ってんだから1曲だけだよ?翔くん付き合ってもらっていい?」
S「全然!ありがたいっす!」
やった!潤ちゃんありがと♪なんて言いながら相葉くんが松潤に抱きついている。
おい。松潤顔がでれてるぞ、目の前でいちゃこらすんなよ!スタッフいっぱいいんだからよ!と心の中でぐちぐち呟きながらもまずはカウントで合わせていく。
1人で通してもらってた時はあんなに覚えられなかったのにメンバーが一緒にやってくれるだけですんなりと動くことができた。
J「翔さんばっちりじゃん。むしろこっちのが問題山積みだな」
A「うーーーなんでかなぁーわかってるんだよ!?」
S「松潤みつめすぎなんだよ!笑」
A「だってかっこいいじゃん!みたくなっちゃうでしょ」
S「いやいやいや、わかんねーから(笑」