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COLORS【気象系bl】

第2章 に


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わざわざいれてくれたのだからゆっくり入ろう。
使ったことのなかった浴槽に初めて腰を沈める。
スッキリした香りがただよっている。

あっ、この香りって。
後で確認してみよう。


湯船に浸かったのはいつぶりだろうか。
ツアーの時大浴場があって入ったりはしたが、プライベートの空間でなんて、、、思い出せない。
寒くなってきたとは思いつつ自宅でもシャワーで済ませてしまうし、まさか智君の家でこんなゆったりした時間を過ごすなんて。

堪能し終えると
いつものように部屋着へ袖を通す。
髪を乾かしリビングへ戻る。


グラスを傾けながらお笑い番組を楽しそうに笑って見ていた。
いつものようにテーブルには氷やグラスが準備されていた。

S「風呂ありがと。気持ちよかった。」
O「ふふ、ビール?」
S「ん、もらう。」
スッとキッチンへ行きビールの注がれた小さめのグラスを両手に戻ってきた。
O「はい。乾杯しよ。」
S「ありがと。何の乾杯?」
O「いいから。言って」
S「じゃー乾杯。」
O「乾杯!ふふふ。ありがと。」


いつものように二人で飲みながらテレビをみる。


いつから…
いつからだろうか。
こんな過ごし方を当たり前のようにするようになったのは。



この芸人さんすきだな。
懐かしいネタやってる。


二台のスマホがなる。
カバーをあけ中を確認すると思わず画面を見せ合った。


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