第1章 いち
s
カチャ
何か音がした気がして重い瞼をあけると雅紀がこちらに向かって歩いてくるところだった。
S「はよ」
A「あっおはよ!ごめんっ起こしちゃった!?」
S「ん。大丈夫。とりあえずここ座って?」
上体を起こしながらぐっと手を引きベッドに座らせるとキスをした。
深く深くこれでもかって位に愛を注いで。
不意討ちのような形になってしまって苦しかったのか胸を押してきた。
でも止めれるわけないよね。
目を開けた瞬間に身体を紅くした雅紀がいて更に腰のタオル1枚って
S「まだ足んね」
キスだけでやめなきゃいけないのに、ついつい手が動く。
左手は肩から腰をなぞり、右手は尖りに触れないギリギリをなでつけた。
A「んっ」
合間に聞こえる甘い声に更にのってくる。
タオルが浮いたソコに左手を添える。
A「んゃっ」
S「やなの?」
A「ん、だめ」
S「やじゃないならいいでしょ?」