ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】
第2章 Dear ―Doctor Call Ⅱ ー
「潤っ、そんなに締めないでっ」
ものすごく熱い粘膜に包み込まれて気を抜けばあっという間に持ってかれそうになる。
そのたびになんとか射精感を逃しながら潤の身体を貪る。
「にい?っんんっ、きもち…ぃい?」
「うんっ、ヤバいっ、潤は?
どうしてほしい?」
「もっとっ、もっとさと…にぃが…
ほしぃっ!」
「いいよ、んじゃ、自分で動いてごらん?」
潤の身体から一旦抜け出て潤を膝に載せる。
「できるでしょ?
上手にできたら、これ、外してあげる」
正直、そろそろ外してやんないとヤバイからね?
堰き止めきれない白濁を小さく吐き出す先端をなぞりながら言うと潤の目が期待に満ちる。
「できるっ、できるから、はずして?」
「じゃあ。できるところ、兄にみせね?」
そう言うと潤が自らの蕾に僕のモノを当ててゆっくりと腰をおろしてきた。
「うん、上手だね。
じゃあ動いて?」
その声に潤が不器用そうに身体を揺らし始める。
ぎゅって目を瞑って快楽を追おうとする潤くんはすごく可愛くて…。
もっと可愛い姿を見たくてゆっくりと指を滑らせ、潤くんの根元を抑えていた環に手をかけた。