ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】
第2章 Dear ―Doctor Call Ⅱ ー
「ひゃぁ、だめっ!っめっっ、
イクっ、イッちゃう、さとに!さとに!
あっ、あっっ、ああああっっっ」
潤の身体が嬌声を上げながら跳ねた。
全身をピンク色に染めて2度のカライキで脱力した潤の姿に僕の我慢も限界で…。
着ていた服を脱ぎ捨てるとボケットから出したゴムを手早く着けてそのまま潤に覆いかぶさる。
そのまま白濁を纏い引くつく熱い蕾の中に自分の欲望を沈めこむ。
「ああっっ、さとに…まってっっ、ダメっ、
おれっ、イッた…ばっか…」
「だからいいんでしょ?
もっと気持ちよくしてあげるから…
僕のことも気持ちよくしてね?」
そのまま抽送を始めた僕の腕を潤が左手で掴む。
「にぃ、おねがいっ、ほどいて?
これじゃ、さとにぃをぎゅって
できないよぉ」
寂しそうな顔で言う潤にほだされる。
確かにそろそろ解いてあげないとまずいし。
「いいよ、潤がおりこうさんだから
解いてあげる」
潤の右手と右足を戒めるネクタイを解き、左足のネクタイも取り去る。
「潤、これでいい?」
キスを落としながら聞くと嬉しそうな顔で笑う。
解いた潤の脚を自分の肩に担いで一気に律動を開始した。