ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】
第2章 Dear ―Doctor Call Ⅱ ー
「怒ってないよ?
潤は昔から僕達と一緒にいるの
大好きだもんね?
忙しかった分、甘えたかったんだよね?」
耳元から唇を離して潤くんの身体に視線を落とす。
「ふふ、なんか昔を思い出すなぁ。
潤は覚えてないだろうけどね、
僕、何度もこうやって
潤のおむつ替えたんだよ?」
両膝の後ろに手を回してお尻を上げた格好にすると潤くんの顔がますます紅くなる。
「潤知ってる?
男の子ってね、オムツ替えるときに
ここにね、ティッシュを載せるの」
勃ちあがり雫を零し始めた先っぽを撫でながら言う。
「なんでか知ってる?」
動かす指は止めずに聞くと真っ赤に染まった顔をイヤイヤするように振る。
「おむつ替えてる間にね、
更に漏らしちゃうことがあるから…。
それを防止するためなんだって。
潤くんもお漏らししないように
してあげるね?」
「え?さとにぃ?」
何か言いかけた潤くんを無視してそのままシリコン製の輪っかをスルスルと潤くんのジュニアに滑らせた。
「やっぁ、智にぃ、これやだ!
おねがいっ、はずして…っ」
意味がわかった潤くんが懇願してきた。