ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】
第2章 Dear ―Doctor Call Ⅱ ー
なんとか身を隠そうと動く潤。
その膝に手をかけて割り開く。
ソファの背に凭せ掛けお尻が少し前にずれるような体勢にする。
「潤ちゃん…実は感じてる?
裸で縛られただけなのに…ここ。
立ち上がり始めてるよ?」
潤のまだ柔らかい茎を擽るように指先を上下させる。
それに反応して少しずつ硬さを増し上向きになる潤のジュニア。
視線で嬲るように潤くんの体を見つめる。
「あれ?乳首も勃ってきたよ?
お兄ちゃんなんにもしてないのに」
潤の羞恥を煽るようにわざと耳元で囁やけば体をビクつかせる。
「潤ってさ、ほんと可愛いよね?
東京で僕がいない間どうしてたの?
翔くんに可愛がってもらってたの?
それともまぁちゃん?
あっ、和を抱いたの?」
僕の言葉に想像したのか、潤ちゃんの体が反応する。
「潤、想像しちゃった?
ずるいなぁ…お兄ちゃんが一人で
お仕事頑張ってる間に仲良くしてたんだ?」
「ちがっ…あん、だめっ、さと…にぃ…。
あっ、おこ……ら…ない…で…。
だってぇ……智にぃ…いなくって…
さみし…かった…んだ……もんっ」
頑張って弁明しようとしてる姿が酷く可愛かった。