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越えてゆく者【ヒロアカ】

第25章 職業体験(本番)





恵土「空からの眺めは絶景かな絶景かな♪(微笑」


そう言いながら

パトロールも兼ねて、飛び回っていると…



恵土「!!

…あいつは…」


とある人がいることに気付いて

即座に、そこへ向けて飛んでいった。



「ひっ…だ…誰か!!」

「無駄だ。死ね」


腰を抜かしているからか
青ざめながら尻餅をついたまま、逃げようとする男の人に対し

一人の男が刀を振り上げていた。



待った無しって感じだ。やばい!


その直後、一瞬で男の人をかっさらった。



恵土「大丈夫ですか!?」

「!…あなたは……雄英の!?」


「…来たか」

恵土「…逃げて下さい!

ここは、私が食い止めます。


誰か知んないけど…

お前には、殺させない!」


真剣な表情で、拳を握り締めて構えた。


すると…



ステイン「…やはり、あの人の子か」

恵土「!!

何で…お前が、ここに?」


先程まで、影で視えなかった顔が

光に当たって見えた。



ステイン「俺が認めるのは…

本物だけだ(ぎん」


そう、凄まじい気迫と共に

刀を構えて、睨んできた。


その時に感じた黒いオーラに…

思わず身震いした。



そして、それと同時に感じた…



恵土「ぴくっ!!)…


(この眼…

昔から、よく知ってる。


この世の中に、絶望し切った眼。

私が、最後に辿り着いた答え」


私と、同じだと……



ステイン「…そして、お前は本物の子」

恵土「へ?」


ステイン「本物があがめた、目標。


その一人娘…

インゲニウムの件もあるが、認めてやる。



が、あの目標は俺ですら救おうとしてきた。

ヒーローそのものだった」



恵土「?何の話だ?」


ステイン「俺が本物と認めるのは…

お前とエクシード、オールマイトだけだということだ!(ぎろっ」



現在時刻、職業体験2日目昼。

保須市、職業体験に来た市との境目。


一つの対話と、戦いがあった。


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