【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第146章 146話
「え…? ぅ…あ、そうかもですけど…」
「それなら、許すほかないだろう」
嬉しいって、そう思っちゃダメなのに
訳を聞いたら怒るどころか、嬉しくて頬が緩みそうになった。
嬉しいけど…!
私のせいで2人が危ない目に遭ったのだからやっぱりそれは嫌で…、でも嬉しい。
「3人とも…、ありがとう。」
「それでいい」
絞り出すように戸惑いながらお礼を言うと、それを微笑ましく見守るクラピカ
キルアはその言葉に安心したのか、すぐに態度を変えて話を戻そうとしたので、私はそれに対して再び目くじらを立てたのだった。