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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第5章 歪みに飲まれる愛


『鉄朗っ、イキナリ…ダメ…!』

「エロい水音のせいで
聞こえねぇ…なんて?
ダメ…って聞こえたけど
…気のせい、だよな?」

姫凪のスポットに
届いた指を激しく動かし
蕩けた顔を覗き込むと

『ダメ…じゃない…
鉄朗、ソコ…気持ち…良、い…!』

腰を持ち上げカクカク揺らしながら
俺にしがみついて
キスをせがむ様に唇を尖らせる

最近ご無沙汰だった
甘えん坊でエッチな姫凪に
俺のストッパーが壊れるのは必然で

「可愛いなァ…オマエは。
ほら、もっと欲しがれよ
俺のナニが欲しい?
チャント言わないとご褒美あげませんー」

せがむ唇に濡れた指を
押し付け

「ほら、早く」

ニヤリと笑って見せる

潤んだ目が見開かれ
膨らませた頬と尖る唇

生意気な顔すら愛しくて

「欲しくねぇなら
今日はここまでデス」

更に意地悪したくなる

指を唇から離して
姫凪からユックリ
身体を離す…と
生意気な顔は一変
慌てて俺に引き寄せられる様に
起き上がる
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