• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


距離感とか
シレッと気が利く所とか
…似てないと思えば思う程、似て

「トリップ禁止。
無防備過ぎるよ
ほら、トリップ出来ないように
及川さんが食べさせてあげよう!
ほらー!口開けてー!」

『え!?待って…ご飯とパンとか…
炭水化物ばっか…太…』
「オッパイに行くと思って食べなー!」

…ないっっ!
鉄朗はこんな失礼じゃなかった!!

『どうせ貧乳です!
良いんです!
量より質が売りなんで!!』

及川さんを睨み付け
いーっと歯を剥く

「質?それは確かめろって
言ってるのかい?
仕方ないなー
及川さんが育てて…ぃたぁ!」

「セクハラ禁止なんですけど~?
明後日まで大人しくしてらんないんですかァ!?
姫凪ちゃんも!
及川くんの毒牙にやられ過ぎ!
プチ送別会するの止めようかな…」

近付いてきた顔が
グンッと距離を取り戻し
その先には険しい顔した鉄朗が

「チョット!クロちゃん!
プチってなんなのさ
及川さんの帰りを皆で悲しむ会は!?」

「皆忙しいって断られたよ、さっき」

腑に落ちない顔した及川さんに続ける
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp