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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


「言ってよ、おかえりって」

『奥さん!?
もう!からかわないで!
材料、ください!
作りますから!』

あぁ…可愛くなさ過ぎる
しかも材料貰ったのに
御礼も言えずに逃げるって…

『私のバカ…
グイッと行くって決意は
どこへ行ったのよ…』

ゴソゴソと
スーパーの袋を探りながら
吐いた言葉

中々来ない及川さんを
気にしながら
袋の中から出て来る
肉達に溜息を吐き掛けてると

「お腹空いた~
姫凪ちゃん
何作ってくれるの?」

キッチンに侵入して来た
大きな身体

『作って欲しいものが
あって買い物してきたんじゃ
ないんですか…
てゆっか、やたら肉ばっかり…』

及川さん肉食?
もしかして
あっちの方も…って!
煩悩退散!

「元気出るでしょ?お肉。
なんて言うか…そう!
今日忙しかったし
体力回復…的な?」

お肉=元気って…

『子供みたい…』

可愛すぎるでしょ
格好良さだけじゃなく
可愛さまで搭載してるとか
ハイスペック過ぎない?
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