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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


そういえば
さっきの店のご飯代も
コンビニで買った
諸々も全部
及川さん持ちだ!

「要らないよ」

『そういうわけには…』

お財布からお金を出す私の手を握り

「じゃあ…さ。
このお酒とか
残ったらまた飲みに行って良い?」

目の奥をジッと見つめて来る

『え…いや…』

「また飲もうよ、二人で。
大丈夫、もう強引にしないから
…ね?良いだろ?」

握られた手が熱い
絡め取られて視線が外せない

「…と、まぁ。
強引にしないって言っといて
強引に口説いてちゃ
説得力ないよね
考えといてよ、姫凪ちゃん
姫凪ちゃんがいやじゃなきゃ
こんな時間もたまには
良いと思うんだよ
及川さんは」

私だって…良いと思う
むしろ、次があるかも、と
楽しみにしてる

その証拠に

「…ホントに飲みたかったの?
全然減ってないんだけど」

最初に開けたお酒の缶がいつまでも
空になりません!
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