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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


休み時間の度に
僕の席に来る姫凪

触れてこようとはしないけど
側から離れようともしない
本当に理解不能なんだけど。

キミはどうしたいの?
仲直りしたいだけ?

それとも…?

期待が膨らむ度に
不安が萎んでいくなら
願ったり叶ったりなんだけど
不安も比例して膨らむから
質が悪い

期待して拒絶されるのは
もう嫌なんだよ

側に来るキミに期待して
触れてこないキミに不安になる
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