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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


昼休み

『蛍くん!待って!パン買わないで!』

姫凪が僕の歩みを止める

「なに?なんで僕がパンって知ってるの」

『おばさんにお弁当作らないでって
頼んだの!あの…姫凪…
お弁当作って来た!ハイ!』

お揃いの包みがかかったお弁当箱を
1つ僕に差し出す

「えっと…」

素直に言えば凄く嬉しいけど
手放しに喜んでいいのかな?
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