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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
「そう…少し来てなかったから
心配してたんだけど…二人が
気にかけてくれたら大丈夫かしらね?」
大丈夫じゃねぇよ。
あのままじゃホント壊れる
蛍はあれ見て何とも
思わなかったのか?
一緒のクラスで家も近くで
側にいるクセに………
【もう泣かせない】
って言ったの誰だよ
泣いてないどころか
ボロボロじゃん
なんて。
まず泣かしたの俺じゃん。
勝手な苛立ちに苦笑いしながら
蛍が出てくるのを待った
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