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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第16章 隔て顔


「幸せ…キミが…
いつもと同じだから…
友達で居られるから
僕はそれで十分、幸せ」
 
強がりかもしれないけど
嘘じゃないよ 

だから

『あり、がと……』

「泣くなよバカガキ」

笑ってよ?

『嬉し泣きは、良いんだもん!』

「それより笑顔のが幸せだよ
僕は。」

『…ン…じゃあ…笑う!』

ズズッと、鼻を啜って
ニカッと笑ってみせる
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