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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第16章 隔て顔


「笑って?いつもみたいに
僕、キミの笑顔が大好きなんだ
幸せそうに笑うキミを
見たいんだ

ねぇ?姫凪、幸せ…?」

『うん…幸せ…よ…』

ニコリと笑って
また一歩
僕に近付く姫凪

「そう、良かった…
キミには幸せになって欲しい」

『蛍…くんは?』

ほら、またそんな不安そうな顔

苦手なんだってば。

キミのその顔は。
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