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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


『死ぬまでエッチ?』

「そっちなの(笑)エロガキ(笑)
いーよ。僕も相当エロいみたいだから」

『ふふ、知ってる
兄弟だけあるなって思った(笑)』

「今ここでアニキとか
ほんとKY…後でお仕置きだね」

『それが狙い(笑)』

「知ってるよ、バカガキ…
そんな所まで愛しいよ」

『…大好き、蛍』

「当たり前。僕もだし」
 
静かなバスの中に
クスクス笑う私達の声が
溢れる

それからまた手を繋いで
少しだけ目を閉じる

近くなっていくのに

心は凪いでいる 

隣にはいつまでも
愛してくれる人が居るから
死ぬまで変わらないと
それを当たり前だと
言ってくれる人に
巡り会えたから
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