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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第10章 われてもすゑに…。
姫凪side
怖くない
一人じゃない
だから私は負けない
東京を離れて
宮城へ戻る
バスの中
私は少し早く目を覚ました
皆寝ちゃってるから静か
蛍の膝枕で寝てたんだ
なんか気持ち良くて幸せ
でも景色が変わって行く度
少しずつ鼓動が早くなる
繋がれた蛍の手を
ギュッと握ると
「ナニ?起きたの?」
ヘッドフォンを耳から離して
蛍が私を見る
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