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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


『寝てないの?』

少し機嫌の悪い蛍に尋ねると

「ううん。さっき起きた
なんかソワソワして…」

眉間の皺が更に深くなる

『マコトの事…?』

「うん…二人きりに
させたくない…な…って。」

蛍が私を抱き寄せて
唇を合わせてきた

『ん…大丈夫…姫凪…
負けないし…』

軽くしか重ならない唇に
もどかしさを感じながら応えると

「気持ちの問題じゃなくて 
無理矢理されたりとか
そっちの事。
ほんと無理。アイツがキミに
触るとか考えたくない」

ギリッと唇を噛む蛍
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