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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


「バカガキ!」

言葉の途中で
蛍が不機嫌な顔のままの
キスで声を殺された

何度も何度も

角度を変えてクタクタに
なっちゃうくらい

甘いキス

不機嫌な顔は変わらないのに

私に触れる所は
唇も指も身体も
全部全部優しい

「ほんと、なんの心配なの?
僕を守ったつもり?
キミのが…弱いじゃないか…
こんな傷付けられて…
バカガキ…キミ一人くらい
僕が命かけて守るのに……」

唇を離した蛍が涙を流す
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