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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


『ヤダぁ…泣かないでよ…
蛍が泣くとか…そんなの…
姫凪…見たくない…』

「僕のセリフ
キミの涙苦手なのに
何回も泣かしちゃったじゃないか…
ほんと…キミも僕も…
バカ…ゴメンネ…怖かった?
辛かった?」

温かい液体が頭にポタポタ落ちてくる

私は蛍の胸に同じモノを落とす

「マコト…実際どうする?
姫凪が良いなら
普通に殴りたい
怪我の一つや二つ気にしないから……」

気持ちは嬉しい
………でも
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