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【おそ松】蜂蜜色
第1章 最底辺だって、幸せは身近に
「いや、でも…」
「お願い…」
繋いだ手をほどいて、チョロ松に抱きついた。
「え…えぇぇー!雪菜さん?!」
「あ…えっと、そういう意味じゃなくて…離れたくないっていうか…」
「…あ…うん…そ、そうだよね…びっくりした…」
チョロ松はそっと私を抱きしめてくれた。
「僕も、雪菜さんと一緒にいたい、です」
「ありがと、チョロ松…」
抱きしめた腕に力を込めた。
夜遅い時間、人通りがないのをいいことに、しばらく抱き合っていた。
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