第29章 特別編 天は大野のケツよりも青く
「こっち、向いて…?」
乙女スイッチの入った翔ちゃんは、可憐な乙女みたいな顔で俺を見上げた。
「智くん…」
長いまつげを伏せて、目を閉じた。
頬がほんのり赤くて、唇も鮮やかなピンク色に染まってる。
やべえ…股間がスイッチ・オンになった…
ゆっくりと唇を近づけて、べろっと舌でクリームを取った。
「あ……」
ちっちゃく喘ぐ声が聞こえた。
「もっと…」
もっとちっちゃい声で、翔ちゃんはねだってきた。
「ん…」
もう一度唇を重ねたら、今度は止まれなかった。
翔ちゃんの肉厚な唇をこじ開けて、舌をねじ入れた。
すぐに翔ちゃんの舌が迎えに来て、絡んでくる。
「ん…さと、くん…」
ちっちゃく名前を呼ばれて、ますますスイッチが深く入った。
「翔ちゃん…」
ラグに押し倒そうとした瞬間、俺の中心が後ろからガシッと掴まれた。
「はうあっ!?」
後ろを振り返ると、鬼のような形相をした和也が俺の背中に張り付いてきた。
「…今、忘れたでしょ…」
「は…はい?」
「乙女翔さんに夢中になって、俺たちが居るの、忘れたでしょ…」
わ…忘れてた…
「いい度胸してんじゃない…ね?相葉さん。潤くん」