第29章 特別編 天は大野のケツよりも青く
「やめろっていってんだろおぉぉ…!」
「まあ、あの夜はね…翔さんがすんごく可愛らしくて…」
「あーっ…翔ちゃん、もしかしてっ…」
「ちがうからっ…ちがうからっ…」
結局さ…
翔ちゃんが恥ずかしくて、大暴れしちゃって…
千葉の夜については、なんも聞けなかった。
ちぇ…かわいかったのになあ…翔ちゃん…
それにしても和也のやつ…一体、翔ちゃんをどうしたんだ?
乙女スイッチってやつ…入りっぱなしじゃねえ?
めっちゃ股間に悪い。
そんなこんなで、無事に初日の幕は開いた。
札幌の公演中、翔ちゃんが不安定になることもなく、無事にステージを終えることができた。
リハの時間帯は、常に誰かしら側に居たし、スタッフさんが安全をすんごい優先してくれてたから、俺もひやっとすることも今回はなかった。
20周年のアニーバーサリーツアーは、これ以上ない出だしを迎えることができた。
東京に戻って、修正のリハが急遽入ったりして。
そんで11月最後の週には、翔ちゃんが司会の音楽番組の生放送があるしで、バタバタしてた。
世間では三連休とか言われてるけど、ほぼほぼ俺たちには関係がなかった。
そんな中、俺の誕生日の前日…