第29章 特別編 天は大野のケツよりも青く
慌てて翔ちゃんと一緒にシャワーした。
髪の毛を乾かし終わって洗面所を出ると、ドアをどんどん叩く音がする。
「おおおーい!集合時間!」
相葉ちゃんの声が聞こえた。
「いまいくー!」
上着を着て外に出ると、ぶーたれた顔の和也と相葉ちゃんが待っててくれた。
「どう?ゆっくり眠れた?」
「おお…言っておくが、すけべなことはしてないからな?」
いや、さっきちょっとしたけど…
ちょっとだもん。
「へえ…してないのにずいぶんゆっくりだったんだね?」
「風呂入ってなかった」
「あ、だからシャンプーのいいにおいするのか」
相葉ちゃんが俺の肩に腕を回して抱き寄せた。
髪に鼻を埋めると、くんかくんかしてる。
「おまたせ!」
ちょっと遅れて翔ちゃんが部屋から出てきた。
出てくるなり、和也に抱きついて面食らった。
「ニノ!ありがとう!」
「しょ、翔さん?」
「雅紀!ありがとう!」
今度は相葉ちゃんに抱きついた。
「ど、どーしたのさ?」
「どーもせん!行くぞ!」
潤はもうとっくに会場に行ってるから、4人で移動した。
車の中で、和也はぶーたれたまんま俺に抱きついてきたから、ずっとだっこしてた。
ちょっとにやけてしまう。