第9章 FREEDOM
和也に耳打ちする。
驚いた顔でこっちを見ると、ニッと笑った。
和也は相葉ちゃんを指で呼ぶと、また耳打ちをした。
相葉ちゃんもにっと笑って、俺に向かって、親指を立てた。
相葉ちゃんは翔ちゃんの方に歩きながら、指で潤を呼び寄せる。
翔ちゃんの背後にこっそり立つと、ズボンに手をかけた。
いきなりずるっと脱がした。
「う!?え?なに!?」
「いいぞー!やれやれー!」
和也が手を叩いて喜んでる。
俺もなんだかおかしくなってきた。
「翔さん、罰ゲームね?」
和也が妖艶に笑う。
…こいつ、本気で嬉しそうだな…
「えっ!?なに?なんなの?」
いきなり相葉ちゃんが、翔ちゃんの後ろに唇を当てた。
「ひゃっ…ひゃああああっ」
翔ちゃんが前へ逃げようとする。
潤が前に回って、がっしり手首を掴むと床に押さえつけた。
「翔くん、リーダーがね。見たいんだって」
「な、何をだよ…」
「翔くんがヤラれてるとこ」
「さっき見ただろ!?」
「冷静に見たいんだって」
「だめだって…まだ夕方…」
「真っ昼間に、俺をマワしたのは誰だよ…」
「…俺です…」
俺が口を挟むと、途端におとなしくなって爆笑してしまった。
「え…?智くん…?」
「うそ、冗談だよ…」
滲んだ涙を拭ってたら、相葉ちゃんが起き上がった。
「さすがに無理でしょ…まだ、ね?」
「お、おいぃ~…お前らぁ…」
「俺は、本当に舐めろとは言ってないよ?」
笑いながら言ったら、ぷうっと頬を膨らませた。
かわいいな…翔ちゃん…