第9章 FREEDOM
「雅紀の時も、潤の時も、ちゃんと理由があったんだから…」
そう言うと、俺の顔をちらっとみた。
え?俺?
「二人共、智くんのことでマックスに悩んでた時だったんだよ…だから…」
「それにかこつけて、抱いたの」
和也が容赦なく斬る。
「う…」
「そうだよお…俺なんかレイプに近かったんだから…」
「黙れ雅紀」
「え?俺もだよ?気がついたら挿れられてた」
「黙って下さい潤」
「翔さん、そういう趣味あったわけ?」
「ちげーよ!智くんを抱く時のシュミレーションをだな…」
「ええっ!マジで…」
和也が後ずさって、俺の布団の上に乗る。
「そ、そんな引くなよっ!」
「でも、翔ちゃんノリノリだったじゃん…”いい?気持ちいい?”って何回も聞くしさ」
「黙ってくださいお願いします」
「そうだよ…翔くんさ、いちいち聞くんだよね…どんだけ感じてるか」
「本当にやめてください」
翔ちゃんはとうとう、座布団に頭を隠してしまった。
「鬼だね…翔さん…」
和也がダメ押しを放った。
「もお…放っといてください…」
あんまり無防備にお尻をさらしてるから、ヤバイいたずらを思いついた。