第9章 FREEDOM
うっすら目を開けてみると、そこにはいつもの風景があった。
末っ子二人は、向い合ってトランプしてて。
翔ちゃんは座布団を何枚も使って、横になってて。
相葉ちゃんは部屋中走り回ってる。
思わずふふっと笑いが漏れた。
皆、一斉に俺を見た。
「あ…え…」
「あ~…よかったぁ…」
「リーダー、なんともない!?」
「ね、リーダー、どっか痛くない?」
「智くん、起きられる?」
皆、俺のとこに集まってきて…
めっちゃビビる…
「え、あ…うん…だいじょ…っ!!」
腰に激痛が走った。
い、痛い…
「あ、やっぱり…俺、初めて翔ちゃんにヤられたとき、めっちゃ腰痛くなったんだよね~」
「おい雅紀」
翔ちゃんが相葉ちゃんの口を塞いだ。
和也がじとーっと相葉ちゃんを見てる。
「俺も、初めての時は痛くなった…」
「おい潤」
翔ちゃんが今度は潤の口を塞いだ。
「ねえ…気になってたんだけど…二人の初めては、翔さんなわけ?」
和也が怪訝な顔をして聞く。
「「うん」」
翔ちゃんがそーっと逃げていこうとしてる。
「翔さん…」
和也が呆れた声を出した。
「あなた、そんな見境なかったっけ?」
「ちっ…ちげーわ!バカ!」
真っ赤になって焦ってる。
珍しい物を見た…