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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第15章 タイガーリリー


朝は来る

時間は進んでる



また今日と同じ明日が来る



消えてしまいたくても、俺は俺であって…
なんとか身体を動かして、迎えにきたマネージャーの車に乗って現場に向かった。

その日1日、なにをしていたのかわからない。
けど、仕事は終わった。

その時に聞かされた事故…

頭を打ったと聞いて、何も考えず病院に向かってもらった。

とにかく顔を見たかった。


謝って…

いや、謝っても許しては貰えないだろう


でもとにかくもう一度会いたかった。
身勝手だってわかってる。
後悔してるって言っても信じてもらえないだろう。

いっそぶん殴られて、罵倒されたかったのかもしれない…

本当に俺は身勝手で…どうしようもない男で…

俺のエゴだってわかってるけど、病室のドアを開いた。


眠ってる顔を見て、安心した。
頭の包帯が痛々しかった。


手を伸ばして頬に触れると、温かかった。




でも、目を開けた翔は…



何も覚えていなかった




俺のこと、消してしまった





それほど、俺のつけた傷は深かったのだ。
俺のこといなかったことにしてしまうくらい…

許せなかったんだ…

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