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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第15章 タイガーリリー


気を失ってしまった白い身体をそのままに、ベッドを離れた。

なんてことしてしまったんだろう…
身体が震えてくる。
立っていられなくて、床にへたり込む。


嫌われてしまうなら、最後に思いを遂げたかった。
こんなの言い訳だ…


衝動的に犯した罪の大きさに慄いた。


あんなに怯えた顔を初めてみた。
あんなに苦痛に歪む顔を初めてみた。

なのに俺は止まれなかった。
むしろ、血が沸き立って背徳感でどうにかなってしまいそうだった。

こんなに興奮したセックスはしたことがなかった。
誰が相手でも、こんな快楽を与えられたことはなかった。

それと引き換えに…

この人の男としてのプライドも何もかも、俺はぶち壊してしまった。
人間としての尊厳を踏みにじってしまった。


もう嫌われてしまったら…同じことだ…
とことん嫌われてやる

そんな自暴自棄な気持ちも心の何処かにあった。


でもそれは俺の身勝手な理屈で…
こんなこと許されるわけない…

後ずさった手に、何か当たった。

スマホだった。

手に取ると、画面を開いた。
ロックがかかっていたが、容易に解くことができた。


そこにあったのは、目を疑う言葉だった


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