第15章 タイガーリリー
俺が全て思い出すのが、怖いのかな…
許してほしい
それが何を意味するのか。
思い出したら、それがわかるのだろうか。
「和也…」
「ん…?」
繋いでいた手を引き寄せて唇を重ねる。
「あ…翔…」
寝室のドアに和也の身体を押し付けて、更に深いキスをすると身体の力が抜けていく。
「好きだよ…和也…」
そう囁いて、やっと安心した顔をする。
「俺も…翔…好き…」
ガウンの前を開いて、和也の中心をパジャマの上から強引に握り込む。
「あっ…翔…」
「もう硬くしたの…?」
「うん…」
和也の小さな手も俺の中心を握りしめた。
「翔も硬くしてるじゃん…」
「だってお前、かわいいんだもん…」
「ふふ…翔のほうが…」
ぐいっと俺に顔を近づけてきた。
「絶対にかわいい」
ぐいっと身体を引き寄せられたかと思うと、扉に身体を押し付けられた。
「あ…和也…」
「後ろ向いて」
扉に縋り付くように身体を付けると、ぐいっとパジャマを刷り下げられた。
「だめ…ベッド…」
「ここで欲しい」
蕾に生温い感触が来た。
身体が自然と震える。
俺の身体は…
和也がもたらす快感に随分敏感になってしまっていて…
来る快感を思って、俺の先は濡れた。