第15章 タイガーリリー
知ってる…
この熱を、俺は知ってる
ガクガクと身体を揺さぶられて、俺はマットレスに沈み込む。
ズルリと抜け出たかと思うと、また奥深く差し込まれ突き上げられる。
何度も何度も和也に揺さぶられて。
愛してる
耳元で囁かれて。
頭の中がそれしかなくなって。
ひとつになれた喜びが、女みたいにされてるという事実を覆い隠してしまう。
掴んでいたシーツを引き剥がされて、身体を持ち上げられたかと思うと、仰向けでマットレスに貼り付けられる。
足を大きく開かれて、間にいる和也がまた腰をつきあげてくる。
静かな青い炎が、目の中にある
その目で見つめられながら、俺は乱れていく。
「和也…」
愛してる
「翔…」
ぎゅっと手を握られ、青い炎は俺を焼き尽くしていく。
汗塗れの頬を撫でると、熱い。
こんなに冷たい光を宿してるのに、和也の身体が熱くて…
それが嬉しくて、手を引き寄せ抱きしめた。
汗塗れの胸板を重ねてぎゅっと抱きしめ合う。
その間も和也の腰は容赦なく俺を責め立てた。
「あぁ…翔…イっちゃう…」
「ん…和也、出して…」
和也が目を閉じて俺の身体を揺さぶる。
その衝撃が襲ってきた時、俺は自分を握り込んだ。
「一緒にっ…」
「あっ…あああっ…翔っ…」
俺達は同時に弾けた