第15章 タイガーリリー
なんだか雅紀らしくて、くすっと笑ってしまった。
2『ご無事でなにより』
え…?
2って…誰だっけ…
3104は智くんだよな…
Jは潤だよな…
まーは雅紀だよな…
2って…
誰だっけ?
2『今日はもう何もないんですか?』
誰だ…この人誰だ…?
まー『お見舞い行こうかな~』
J『こら、ゆっくりできないだろ?』
3104『俺もお見舞いいきたい』
J『騒ぎになるからやめなさい』
ここは嵐のグループトークだから…
ここにはメンバーしか居ないはずだ
なんで思い出せない?
なんで…
「痛っ…」
急激に頭が痛くなった。
「2…?2って誰なんだよ…」
どうしても思い出せない。
頭が痛い
「あっ…あぁっ…」
頭が痛い
「翔ちゃん…?」
聞き覚えのある声がした。
「大丈夫…?」
そこに立っていたのは…
「誰…?」
「え…?何いってんの…?」
黒目がちな目を少し曇らせた。
「どちら様ですか…?」
「え…ちょっと、冗談やめてよ…俺だよ?」
「いや…え?誰…?」
なんだか、知ってる人っぽい感じはするんだけど…
どうしてもその人のことが思い出せなかった。