第15章 タイガーリリー
その後、病室にマネージャが来たりして、仕事の調整などしてもらった。
明日の検査結果次第では、もっと入院することになるかもしれなくて…
「ごめんね。迷惑かけて…」
「いえ…とりあえずはレギュラーの収録以外は今のところないですし。来週の月曜までにはなんとしても復活してくださいね」
「わぁったよ」
今週は特番の都合で夜会の収録はなかった。
だからたくさん練習できると思ってたのになあ…
もうコンサートのリハーサルも始まるから入院なんてしてる場合じゃないのに…
マネージャーが帰った後、母さんも一旦家に帰った。
付き添いがOKの病院だから、今日は泊まってくれることになったからだ。
宿泊セットを取ってくると言って急いで病室を出ていった。
手持ち無沙汰になった俺は、とりあえずスマホを手にとってメッセージやなんかを確認した。
嵐のグループラインは、俺を心配するメッセージが入ってた。
『ごめん、大丈夫』
そう打ち込んだら、すぐに既読が付いた。
3104『翔ちゃん!?大丈夫なの?』
J『頭打ったって聞いたけど平気?』
暇なのかよ…
『とりあえず検査入院になりましたわ』
3104『まじで』
まー『翔ちゃん、ムリしないでね!』