第13章 漆黒
「そんなに犯して欲しいなら、ここから皆に犯して貰えよ」
「嫌…やめて…」
力なく窓ガラスに手を着いて、俺を見上げる。
その瞳は涙で潤んで、きらきら輝いていた。
「ほら…その顔…皆、見たら欲しがるよ…」
「やめて…なんでもするから…」
ずるずると窓ガラスを伝って床に崩れ落ちた。
そのまま俺のベルトに手を掛けると、スラックスを開いて俺を取り出す。
舌を出して口内に迎え入れると、一気に快感が昇ってきた。
「っあ…」
いきなりじゅるりと滾った茎を吸い上げられ、腰が引ける。
その腰を両手でぐいっと引き寄せ、まるで食べられるような勢いでしゃぶりつく。
淫らな水音を立てながら俺を飲み込む口元…
唾液がこぼれ出て、顎を伝う。
室内の灯りは、玄関口しか点いていない。
入り口から差し込む淡い光が、俺達の影を窓ガラスに映していた。
両足を踏ん張って立っていないと、俺も崩れ落ちそうだった。
快感が腰から背中を突き抜けて、何も考えられなくなってくる。
「気持ちいい…?」
俺を口に入れたまま響く声。
そのまま振動が伝って、射精したい欲が止まらない。
「喋んな…」
髪を掴んで、その口内の奥にねじ込む。
苦しそうな声を上げて、その瞳は閉じられた。