第13章 漆黒
「あっ…ああ…」
それでも漏れ出てくる喘ぎに、俺は満足した。
とろりと先走りが俺の指を濡らすと、それを手のひらに塗りつけて再び茎を握りしめる。
ぬるりと滑り出した瞬間、ひくひくと蕾が指を飲み込んでいく。
「感じたの…凄いよ…指、飲み込んだ」
「う…やぁ…」
とうとう泣き出して、顔を隠してしまう。
「ねえ…今まで、何人と寝たの…?」
「嫌っ…」
「ここに何本入ったの…?ここに何回出させたの?」
「知らないっ…ばかっ…」
「生でヤラせたの?ねえ…?」
「知らないっ…知らないっ…」
「言えよっ…」
ぐいっと指を奥にねじ込むと、背中が弓なりに反った。
「ああっ…やめてぇっ…」
「なんで俺だけで満足しねえんだよ…」
「やめて…」
「そんなに咥え込みたいのかよ…なあっ」
「違うっ…」
「なにが違うんだよっ…この淫乱っ…」
俺一人のものに、ならないくせに
髪の毛を掴むと、ドアにぶち当てた。
「あっ…」
ごつんと鈍い音がして、身体が崩れ落ちる。
その身体を乱暴に抱き上げると、ベッドルームまで引きずっていく。
「やめて…」
力なく言うのを無視して、ベッドルームの窓に身体を押し付けた。